2021年3月4日
2021年3月度の多摩市議会本会議に向け、私は次の一般質問を行います。

  • 1.令和3年度の財政見通しと今後の影響について
  • 2.第8期介護保険事業計画について
  • 3.新型コロナウィルス感染症と市立学校等の対応について


質問内容


1.令和3年度の財政見通しと今後の影響について

令和3年度以降に本格的な減収影響をどのようにとらえているのか。東京都では新型コロナウィルス感染症による対策として2019年度財政調整基金高は、9345億円あったものが95%も取り崩されています。(2020年5月19日NHK)
  • ① 今後市税はどのくらい減収を予測するのかうかがいます。
  • ② 各種交付金についてどのように予測するのかうかがいます。
  • ③ 経常収支比率が100.8%と前年度に比べて5ポイント増加、この状態は経常的な経費を経常的な収入で賄えておらず財政状況が硬直化しています。具体的な経費削減をうかがいます。
  • ④ パルテノン多摩や中央図書館の維持管理、運営費などはどのように確保していくのかうかがいます。
  • ⑤ 大規模改修で契約金額を変更するもので、労務単価の変更によるもの以外で平成30年度、令和元年度、令和2年度で何件くらいあったのか、またその差額の最高金額はいくらであったのかうかがいます。

2.第8期介護保険事業計画について

第8期における介護保険料設定の考え方について
  • ① 議案説明資料と副市長からの説明では、保険料の段階について、第7期では14段階だったところを第8期では17段階に細分化し、基準額が9.5%上がったその理由と金額をうかがいます。
  • ② 介護給付費準備基金は、第8期には基金残高がいくらでどのくらい充当されたのかうかがいます。

3.新型コロナウィルス感染症と市立学校等の対応について

(1)市立小・中学校への新型コロナウィルス感染症予防の指導について
  • ① 各学校では、緊急事態宣言が延長され、いったんは感染者が減少したとしても、今後も一層の感染予防や対応が求められていると考えます。学校のおかれた現状と今後の具体的な課題についてうかがいます。
  • ② ワクチン接種について、休まず働き続ける学校や学童、幼稚園・保育園などの教職員の予防接種も早期に実現する必要もあると考えますが、市の考え方をうかがいます。
(2)オンライン学習の活用や学校行事の中止への対応について
  • ①オンライン学習は本当に定着するのか、アフターコロナのオンライン学習の在り方について、現在の各学校の活用状況や今後の具体的な活用方法、またそれに向けた各学校の研修の実施状況などうかがいます。
  • ②多くの学校行事が影響を受けて延期や中止を余儀なくされています。しかし学校によって行事を実施したりしなかったり、ライブ中継ができたりできなかったりの違いが学校間におおきな格差を生じさせているのではないかと思います。教育委員会としては、各学校をどのように指導し、またどのように支援しているのかうかがいます。
(3)入試での新型コロナウィルス感染症への対応について
  • ①プライバシーに配慮の上で、中学・高校入試での多摩市教育委員会や各小中学校での受験生やその保護者への具体的な支援や指導の実態についてうかがいます。
  • ②実際に都立高校の前期試験と私立校の入試において、発熱や罹患者、濃厚接触者は受験できなかったと聞いていますが、市として医療機関や保健所等との連携の具体的な成果と課題についてうかがいます。
(4)コロナ禍での卒業式や入学式の在り方について
  • ①昨年度や今年度のこれまでの経験を生かし、国歌斉唱や来賓の出席、卒業式・入学式の意味をふまえた実施の仕方など国や都の指導と多摩市教育委員会の指導の違いについてうかがいます。
  • ②コロナ禍になって行事や学校運営でも校長判断でそれぞれ様々なことを実施するように現場任せが増え、学校のストレスも増加していると聞いています。少しでも学校の負担を減らすために卒業式や入学式での検温や健康状態の確認、消毒作業などには積極的に市の職員の協力も必要だと考えますが、市の考えをうかがいます。
  • ③今年度は特別支援学級に入る児童・生徒の決定が遅くなり、保護者も学校も学級数や先生の数も未だに決まらないと聞いています。普通学級にもその影響があると考えます。教員採用試験の低倍率もかさなり多摩市内の学校で入学式に担任や担当の先生が不在という可能性があるのかないのかうかがいます。

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